緑色の心理的効果についての理解
- umusanyoku
- 2024年5月9日
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自然はなぜ緑なのか。

※スペクトル
スペクトルとは、白色光を虹色に分別したもので、人の目で見える領域を「可視光線」と呼びます。
このスペクトルで、緑色の波長はちょうど中間くらいの位置にあります。
人間は、目のレンズで光を屈折して色を見ていますが、長波長の赤を見るにはレンズを厚くし、短波長の青を見るにはレンズを薄くしなければならないため、その分目に負担がかかります。
しかし、緑の波長は中間の位置にあるため、あまり目に負担をかけずに見ることができます。
つまり、緑は「目が疲れにくい色」といえる。

我々の目に緑色として映る植物の色は、光合成の過程で反射される光の色によるものです。
植物の細胞にある「葉緑体」という器官には、「葉緑素(クロロフィル)」という色素が含まれています。
この色素は、太陽光の赤色光と青色光を吸収し、光合成の過程を進行させます。
この過程で、植物は太陽からの光をエネルギー源として利用し、成長と生存を維持しています。
しかし、太陽光の全てが光合成に利用されるわけではありません。
葉緑素は緑色光を吸収することができず、そのために緑色光だけが反射され、我々の目に映ります。
つまり、植物が緑色に見えるのは、光合成で利用されなかった緑色光が反射されているからなのです。
植物の色がただ美しいだけでなく、生命の維持と進化に深く関わっていることを感じます。
緑色は、心身のバランスを整えてリラックスさせる、疲れを癒す、目を休ませる、鎮静作用、緊張を緩和させるといった心理効果があります。これらの効果は、人間が自然の中でリラックスするために必要不可欠な要素です。
このような観点から、山浴体験では緑をテーマカラーとして採用し、会場内のシグナルとしての機能を持たせています。
さらに、蛍光色の緑を使用することで、シグナルとしての機能を際立たせます。
これにより、参加者は安全で心地良い環境で自然を体験することが可能となります
安心があってこそ、心が開く。
暗闇の中に灯りを見ると安心するように、人は安全という土台の上に心を開くという過程がある。
自然の中で同じことが言える。
安心した環境で、山浴体験をお楽しみください。
私たちの提案する山浴体験は、自然とのつながりを深め、心身の健康に貢献します。
このプロジェクトにより、人々が自らと自然との関係を再評価し、
より健康で豊かな生活を送るきっかけを提供できることを願っています。
私たちは、自然に対する敬意と自然との一体感を追求する全ての人々に、このアプローチをお勧めします。
参加申し込みは、下記のボタンから。
※HPのReservationからお申し込みいただけます